全額助成の対象は、
小児用肺炎球菌ワクチン:2ヶ月〜6歳(未就学児)
子宮頸がんワクチン:中学生女子
です。
小児用肺炎球菌ワクチンの対象年齢は、2ヶ月〜9歳以下、子宮頸がんワクチンは10歳以上(11〜14歳が最も推奨、ついで15〜45歳)なので、助成対象以外の
かたは自己負担になりますがすでに町立病院で接種できます。
今日の北海道新聞に今回の肺炎球菌ワクチンの記事があり、ホロカナイのことも出てい
ましたの以下に引用します。
肺炎球菌ワクチン 小児向け接種開始
細菌性髄膜炎や中耳炎などを引き起こす肺炎球菌の小児用ワクチンが2月末に発売され、道内でも接種が始まった。ただし、任意接種のため費用は全額自己負担。医療機関によって異なり、1回8千〜1万円前後が多い。
製薬会社のワイス(東京)が2009年10月に国内で初めて小児用肺炎球菌ワクチンの承認を得て、2月末に発売した。
肺炎球菌による細菌性髄膜炎にかかると、約7%が死亡、約30%に体のマヒなどの後遺症が残るというデータもある。同社によると、ワクチンは101カ国で承認さ
れ、45カ国で定期的に接種されている。世界保健機関(WHO)は優先的に定期接種ワクチンとして導入するよう、加盟国に推奨している。
接種対象は生後2ヶ月から9歳以下。標準的な接種回数は4回で、2歳以上では1回だけで良い。札幌市内のある小児科クリニックでは3月初めから接種を始め、1回の費用は税込みで9975円。札幌市東区の天使病院でも3月中に接種を始める予定で、1万円前後で検討しているという。
細菌性髄膜炎の原因は「インフルエンザ菌b型」(ヒブ)が約6割、肺炎球菌が約2〜3割とされる。08年12月に発売されたヒブワクチンも全額自己負担で1回7千〜8千円が平均的。標準的な接種回数は4回で、両方のワクチンを接種すると、いずれも4回の場合は6万〜7万円かかる。
負担を軽減しようと、費用を独自に助成する自治体もある。空知管内幌加内町は4月から5歳未満を対象に肺炎球菌ワクチンの費用を全額助成する予定だ。ヒブワクチンも、幌加内町を含め全額や一部を助成する自治体が増えている。
細菌性髄膜炎の患者や家族らでつくる「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」(大阪)は、「経済的事情で子どもの健康に格差が出かねない」として、早期の定期接種化を求めて署名活動を行なっている。
以上、引用おわり。
記事の最後に「〜守る会」のコメントにもあるように、たまたま幌加内は全額助成ができますが、助成のない自治体ではワクチンの費用は若い世帯には負担になると思います。日本国としても必要なワクチンにきちんとお金をかけて、世界の国々に並んで定期接種化すべきだと思います。
(下の写真は本文とはカンケーありませんが、我が家のちび二人の登園風景です)
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