2009年11月29日日曜日

シンケンオー見参!

幌加内町国保病院の院長は、僕と同じ佐賀大学病院総合診療部の所属で
4学年上の先輩なんですが学生時代は美術部部長とバドミントン部に所属されておりました。

ちなみに僕は漕艇部平部員と現代音楽部(バンド)でした。

で、カルテの字はともかく(笑)カルテのイラスト(手や膝などの図)はとても上手で
ホロカナイに来て最初の冬は「雪像作り」という新たな才能を発揮されています
(雪像は今年の冬もつくられると思うので、そのうち紹介します)。

以前、福岡の玄海島診療所に勤めていたころは
チビちゃんの初節句にインスタントラーメンのカップなどでチビちゃんが着れる「鎧」もつくられていました。

そして、最近製作されていたものがついに完成し、
我が家のチビ太にお披露目してくれました。


いまチビ達世代の男の子に大人気の戦隊モノ
「侍戦隊シンケンジャー」のロボット、
シンケンオーです!!

これがまた予想を上回る精巧な素晴らしい出来で、
段ボールでできているから驚きです。

そして子どもが着て、シンケンオーになることもできます!

大きくなったら「シンケンブルー」になり
たいチビ太は大喜び。

記念に写真とビデオに撮って、壊さないうちにお返ししました。


ホロカナイで実習、研修すると地域医療はもちろん、
子供たちに喜ばれるモノづくりも学ぶことができます!




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2009年11月24日火曜日

友、来たる

先日の連休は大学時代の友達が家族で遊びに来てくれました。

土曜日は昼前に旭川空港へ迎えに行き、東川の「北の住まい設計社」のカフェで手打ちパスタのランチを食べたあとに旭川観光の定番の旭山動物園へ。

動物園は相変わらずの賑わいでした。
まだペンギンの散歩は始まっていなかったけど、偶然ペンギンのモグモグタイムも見れてチビ達も大喜び(チビ太はペンギンに餌をやるダイバーにも興味津々)。
道内で捕獲され飼われているヒグマの大きさに、山では絶対に会いたくないとあらためて思いました。

そして旭岳温泉で一泊。さすがにすごい雪で富山からの友達もびっくり。

友達夫婦には1歳の女の子がいるんですが、うちのチビ太がその子にゾッコンで、その
メロメロぶりにこちらか恥ずかしくなるくらい。いったい誰に似たんだ?

しかし、チビ子と女の子同士で遊ぶことも多く、チビ太はあっさりフラレてました。まったく誰に似たんだ?

日曜日は、麦々堂でパンを買ってホロカナイへ。
旭川市街は雪も少なかったけど、幌加内に近づくにつれ旭岳温泉なみの雪の多さに友達もびっくり。

昼は町内の手打ち蕎麦屋さんの八右衛門へ。蕎麦の美味しさに友達もびっくり。
その後、友達家族は我が家(病院敷地内)のまえで雪だるまを作ったりして冬気分を満喫。

夕方からはみんなで町内のせいわ温泉ルオントへ。

まずひと風呂浴びたあとに、予約していたコースを2階の和室でいただきました。
湯上がりにビールで乾杯し、お刺身や寿司、煮魚、お肉などなど美味しくてお腹いっぱいになりました。


翌朝からは当直で、ちょうど友達をバス停まで送ろうとしたときに救急隊からの連絡が入ったので、慌ただしい別れになりました。

今度、会えるのは九州でかな。


ところでこの連休中に町内の小学生たちに新型インフルエンザがアウトブレイクしてしまい30人以上が受診し、タミフルドライシロップの在庫がなくなり、途中からタミフルカプセルを小児用に調剤しました(ホロカナイは院内薬局のみ)。のみにくくてごめんなさい。
ワクチンがあと数週間早ければ、ここまで大流行はしなかったのになあ。


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2009年11月20日金曜日

3回目の冬


ホロカナイは昨日からまた雪がどっかり降ってます。
さっそく除雪車の登場です。
当たりまえだけど佐賀で除雪車見たことありませんでした。
うちのチビ太は除雪車でテンション上がります。

ホロカナイに来て3回目の冬。

今朝は晴れていたので、奥さん(幌家内。妊婦。)はチビ太とチビ子をソリに乗せて保育園までエッチラオッチラ。

僕は午後に雪を踏みしめながら2件の訪問診療に歩いて行きました。
お一人の方は基礎疾患があり、新型インフルエンザのワクチンを自宅
でしました。

都会ほどではないけど、ホロカナイでも小中学生を中心にに新型インフルエンザがちょこちょこ出ています。幸い重症化した患者さんはいません。
もすこし早く幼児・小児のワクチンが始められていたらなあ。

来年のワクチンはどうなるんだろうか。


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2009年11月19日木曜日

SWING@ホロカナイ

INPUTの山光さんがSWINGホロカナイツアーの動画をアップさていたので、ここでもご紹介します!
あーあの時間が永遠に続けばいいのに。





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2009年11月18日水曜日

愛と感動のSWING&INPUTホロカナイツアー

幌加内町立病院の医師は、12年前の平成9年から佐賀大学(当時は佐賀医大)病院・総合診療部より派遣されています。それぞれの医師は23年ずつ勤務していて、僕で9人目、いまの院長(僕より4学年先輩)は10人目の佐賀からの派遣になります。

なぜ九州の佐賀から北海道へ?と思われるかも知れませんが、当時医師不足に陥った幌加内町の役場の方々がいろいろ情報を集められ、地域医療を任せるにはどうやら佐賀の総合診療部がいいらしい、ということで佐賀まで医師派遣を依頼に来られたのが始まりです。

僕が所属している佐賀の総合診療部の医局は、一般的な「白い巨塔」のイメージとは程遠く、教授が医局員の自由・希望を尊重してくれるので、いままで幌加内に来た医者はみな自分の希望で赴任しています。て、ことはもし幌加内での経験が酷いものであれば、誰も来なくなったわけで、今日まで12年間医師派遣が続いていることはホロカナイでの経験が医師としても人としてもとてもプラスになっているからなんです。また幌加内の町民のみなさんが佐賀から来た僕たちをとても暖かく受け入れてきてくださったからこそ、なのです。

で、前置きが長くなりましたが、先週末は佐賀からの派遣医師の初代と二代目の先生がホロカナイに講演に来てくれました(この週末は、札幌医大の地域医療総合医学講座のN先生に当直に来ていただいていたのでとても助かりました)。

13日金曜日は、町立病院で職員を対象に「医療安全研修」の一つとして主に「医療事故、医療訴訟」についてお話しをしてもらいました。

14日土曜日は、町の成人大学講座として町民の方を対象に「幌加内町と佐賀大学病院総合診療部との関わり~これからの地域医療を考える~」というテーマで講演をしてもらいました。

「総合診療」というのは一般の方には、あまり馴染みのない言葉と思うのですが、とってもわかりやすくいうと「それぞれの病気や内臓だけを診るのではなく、困っている患者さんをまるごと診る」というものです。もちろん、いわゆる「専門医」の診察や治療が必要なときはすぐに紹介しますが、よくある病気については診断から治療まで行います。例えば「高血圧、白内障、膝痛」がある方が都会に住んでいる場合は、それぞれ「内科」「眼科」「整形外科」の病院やそれぞれの外来に別々に通わなければなりませんが、ホロカナイでは全てを同時に診るので、患者さんの負担はだいぶ減ります(ホロカナイから街の病院までは往復で2時間以上かかります)。都会の高齢者よりも、ホロカナイの高齢者の方が通う病院も一つで済み、福祉や介護も手厚くよっぽど幸せなんじゃないかと思います。

昔は、各専門科出身の医師が開業してから「なんでも」診ていたわけですが、そうではなく最初から「なんでも診る」医者を教育しようというところが、大学の総合診療部なわけです。大学以外にもそのような教育を行っている病院もありますが、医学生が総合診療を知るきっかけが一番多いのは大学なので、やはり大学に総合診療部は必要です。

が、全国的に大学の総合診療部は減ってきています…

手前味噌になりますが、患者さんの負担を考えるとまずは「総合診療医(プライマリケア医、家庭医などの呼び方もあります)」にかかることが、時間的にも経済的にも効率がいいハズです。専門医にとっても専門診療に集中できる時間が増えるのでいいハズです。でも世間一般的には「大病院」「専門医」志向がいまだに強いので歯がゆい思いですが。

で、講演のあとは第2部として、2人の先生が所属している佐賀のバンド「SWING」のコンサートがありました!

SWINGはもうすぐ結成30年のベテランバンドでビートルズやイーグルスの曲を中心に、定期的に佐賀のバーなどでも演奏していて、NHK-BSのバンド自慢コンテストの決勝にも出場経験のある実力派バンドです。もともとドラマーの初代Y先生とチェリストの2代目C先生も数年前から加入して活動されています。先生たちが働いている佐賀記念病院でも患者さんのためにコンサートが開かれています。僕が佐賀にいるときからバンドの皆さんとも仲良くさせてもらっていて、いつかホロカナイの皆さんにもSWINGの演奏を聞いてもらうことが赴任したときからの夢でした。

今回、町の教育委員会の皆さんのご協力によりSWINGコンサートがついに実現しました(ドラムはわがバンダーズのリーダーにお借りしました)。

そして、SWINGがもともとお世話になっている佐賀県武雄市の音響会社のINPUTさんも、なんと!佐賀から機材・楽器を積み、車で4日間かけホロカナイに来られました!片道2500km以上のロングジャーニーです。

教育委員長と委員会のYさんがホールの照明はじめいろいろな段取りをしてくだり、INPUTさんの音響とSWINGの演奏により1時間以上におよぶ素晴しいコンサートになりました。

アンコールでは、おまけとして僕もSWING1曲ジョイントさせてもらいました。曲はおなじみのイマジンです(これしか弾けませんから~)。僕にとっても憧れのSWINGと演奏できるなんて夢のようでした。

ラストはヘイ・ジュードを観客の皆さんと合唱して終了しました。♪Na Na Na Na Na Na Na

当日は雨(嵐?)にも関わらず120名以上のお客さんが来られ、懐かしい先生たちとSWINGの演奏に「元気がでました!感動しました~」と町民のみなさんからの声を沢山いただきました。

金曜夜は町長や前町長はじめ役場職員による歓迎会があり、土曜夜はキーさん宅で打ちあげをしていただき、幌加内の皆さんの暖かさ、愛にSWINGINPUTの皆さんも感激されていました。佐賀からの代々の医者とその家族もそうですが、幌加内の皆さんの暖かいお気持ちによって僕たちは支えてもらっています。

佐賀から来ていただいた先輩、SWINGINPUTの皆さんにも本当に感謝しています!

人と人のご縁、暖かさを改めて実感した週末でした。


そして本日18日水曜日の午前1時過ぎ、15日日曜日の朝にホロカナイを出発されたINPUTのお二人が佐賀の武雄に無事に到着されました!

感動のホロカナイツアーのファイナルです!往復5000km以上におよぶ日本列島縦断の運転をして、ホロカナイ町民に最高の音を届けていただいて本当にありがとうございました!!


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http://blogs.yahoo.co.jp/swingbass175

http://yamamitsu.studioinput.com/?day=20091118


2009年11月12日木曜日

子宮頚がんワクチンが承認!

ちょっと前になりますが「子宮頚がんワクチン」が10月に日本でも承認になりました!

子宮頚がんは、わが国では年間約15000人が罹患し、約3500人が亡くなっています。

発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が原因になるんですが、若い女性ほどこの発がん性HPVの感染率が高く、日本人の15〜19歳の約3割が感染していたというデータがあります。女性の8割は一生のうちで1回以上感染すると言われるそうです。

もちろん、この発がん性HPVに感染すると必ずがんを発症するわけではなく、感染してもほとんどは自然に排除されるんですが、なかなか免疫がつきにくく繰り返し感染する可能性があり、HPV感染者の1%未満にがんが発症すると考えられています。

なのでパーセントで見ると少なく感じるかも知れませんが、上記のとおり日本全体でみると年間3500人が亡くなっており決して少ない数ではないと思います。

発がん性HPVにはいくつかの種類があるんですが、このうちHPV16型とHPV18型が子宮頚がんの6割(20〜30代では8割)を占めています。

で、今回承認されたワクチンはこの16型と18型に対するワクチンです。
HPV16型と18型が原因の子宮頚がんの90〜100%予防します。
まだ世界でも使用され始めて年数があまり経っていないんですが、現時点ではすくなくとも6年は効果が持続することが確認されていて、推計では少なくとも20年間は効果が持続するとされています。

最も効果的なのはセクシャルデビュー前なので、小児科学会と産婦人科学会は11〜14歳でワクチンを接種することを最も勧めています。すでにHPVに感染歴があるひとにも再感染を予防する効果もあるので、15〜45歳が次に勧められています。

と、いうわけで「がんを予防できるワクチン」なのですが残念ながら現時点では「任意」接種のため全額自己負担となります。

接種は計3回必要で、細かい値段は病院ごとに違ってくると思いますが、概ね3回で4~5万円かかると思います。子宮頚がんの大部分を確実に予防できると考えて、少なくとも20年は効果が持続すると思うと年間2〜3千円になりますが、一度に払うとなると高いですね。

なので国による「定期接種化」が望まれますが、それまでの間は自治体による助成が必要かもしれません。すでに一部の自治体では助成制度が検討されているようです。

なお国内での発売は12月中旬を予定しているそうです。

最後に今回承認されたワクチンは、全ての発がん性HPV感染を予防できるわけではないので、接種後も定期的な子宮がん健診は受けなければなりません。

諸外国での子宮がん健診の受診率は7〜9割と高いんですが、残念ながら日本では2〜3割で特に若い世代では1割に満たないようです(ちなみにホロカナイの昨年度の子宮がん検診の受診率は45%)。ワクチンと同時に日本の低いがん検診の受診率を上げないといけません。
テレビで◯◯健康法とか◯◯ダイエットに踊らされるより、定期的にがん健診を受ける方がよっぽどマシです。


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2009年11月10日火曜日

玄関開けたら2秒で

先週金曜のピアノレッスンのときのこと。

吉成家の玄関を開け、リビングルームにおじゃますると

なんと、そこに仔牛が!

その日に早産で産まれた仔牛が低体温(36.5℃)だったため、
体温が上がる(38.5℃)まで家で温めてあげているとのことでした。

吉成さん(旦那さま)は獣医でもあられます。


グランドピアノの隣に産まれたての仔牛。


こんな光景は日本広しといえど、ここでしか見れないでしょう。

ホ、ホロカナイ、すごい!
てか吉成家、すごい!


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2009年11月9日月曜日

蕎麦打ちへの長い道のり その三(昇段試験)

と、いうわけで昨日は「素人そば打ち初段位・二段位認定当麻大会」に出場しました。

朝6時に起きて、幌加内から車で1時間で当麻町に到着。

今回、幌加内そばうたん会からは僕が二段、この春に幌加内の営林署に配属になったSさんが初段を受験しました。

会場に着くと作務衣を着たナイスミドル達が目をギラギラさせています。
この日の受験者は初段19名、二段26名で札幌から稚内まで道内各地からの参加です。

試験は8〜10名ずつで初段が2組、二段が3組に分かれて行なわれました。
9時半から初段の一組目がスタート。Sさんは二組目で、僕は最終組の5組目でした。

そば打ち台が左右に5台ずつ並び、その間を4~5名の審査員が回ります。

参加者の年齢は10代が1名、20代0名、30代4名、40代8名、50代15名、60代12名、70代3名で8割が男性でした。

僕は最終組というのに最初から緊張。Sさん(女性)は肝がすわっていて平然としていましたが、さすがに試験の直前には緊張。

会場には、キーさん夫妻やうたん会の会員の方々も応援に来てくれていて、皆さんのお顔を見ると気持ちがホッとしました。応援の皆さんは僕らがそばを打つすぐ後ろに座って、試験中に受験者に声をかけることは禁じられているのでじっと見守ります。

Sさんは実に手際良く、落ち着いてそば打ちの工程をこなしていきました。

打ち終わって道具を片付けるところまで含めて40分以内に終えなければならず、最後までヒヤヒヤです。

そして打った蕎麦は、会場に展示されます。

前回、初段受験のときよりは見るべきポイントが少しわかるようになり、他の組の人たちが打つのを見るのも勉強になりました。それぞれ打つスタイルが違うので面白かったです。

で、いよいよ僕の出番になりました。
前回はポロシャツだったんですが、今回は幌加内そばうたん会の作務衣を着て望みました。
背中に「幌加内そばうたん会」の文字が入っていて、幌加内を背負うのはプレッシャーと思いましたが「そうじゃなくて、うたん会のが守ってくれるから」と今まで指導していただいたM事務長の言葉に勇気付けられました。

入場まではちょっと余裕があるフリをしてたんですが、開始のホイッスルがなるといっぱいいっぱいに。
「水回し」が最大の難所なんですが、本番では加水がやや足らず少し硬くなりました。うーん、まだまだ「粉の声を聞く」ことができなかったなあ。
「角出し」はまあまあで、のしはややのし過ぎ、一部破れてしましました。

「切り」に入るときに蕎麦を移動されたときにも引っかかってしまい、さらに破け「あちゃー」と心の中で叫びましたが、最後は切りをうまくやるしかない!と自分に言い聞かせ、気合いを入れ直して、しかし落ち着いて「切り」に望みました。

時間の余裕はあったので、切り幅を揃えることに集中しました。
すると、今までの練習よりもやや良い具合に切ることができました。

が、時間がかかり、最後の片付けはバタバタで結果、39分56秒くらいで終わりました。

ふ〜なんとか時間には終えることができた。
いつもの倍くらい汗をかきました。

その後、解説を交えながらのそば打ちデモンストレーションがありました。
そば打ち台を囲み、見学の皆さんも真剣。いろんな工夫を教えてもらえました。

で、結果発表。合格者のゼッケン番号と名前が読み上げられていきます。
Sさんがゼッケン15番、僕が42番です。

初段はほとんどの人が合格しSさんも無事合格。

ゼッケン20番から二段が始まり。ときどき番号が飛び、合格できない方もいます。
40番××さん、41番◯◯さん。

・・・(たのむ!合格させてくれー!)

「41番 幌太郎さん」

おおお!良かったあああ

思わず力が抜けました。

初段、二段それぞれに奨励賞、優秀賞、最優秀賞があり、なんとSさんは初段の最優秀賞に!
副賞が当麻産のお米20キロ!

僕はもちろん該当しませんでしたが、二段位の他の組を見学してして「上手だなあ」と思っていたお二人が優秀賞、最優秀賞をとられていたので、目には狂いはないかな(笑)

僕の点数は
衛生準備 9.8/10点、水回し 14.8/20点、こね練り 12.3/15点、延し 13.8/20点、切り 12.0/15点、後片付け 8.0/10点、総合評価 8.0/10点、合計 78.5/100点でした。
やはり、水回しとのしの評価は低く、審査員の目を誤摩化すことはできません!

ともあれ、日常生活では味わえない緊張感を存分に味わった1日でした。
夜はキーさん宅でSさんと一緒にお祝いをしていただきました。
ビールがうまかった!

応援に来てくださった皆さん、練習に行かせてくれた家族、練習の間の当直をかわってもらった院長、練習で打った蕎麦を食べてもらった皆さん、「乱れ蕎麦」を食べていただいたMさん始めうたん会の皆さん、そして20時間以上におよぶ指導をしていただいたM事務長に感謝です!

本当にありがとうございました。
幌加内に来て良かった。

そして、もっともっと美味しい蕎麦を打てるように練習したいです。

僕の蕎麦打ちへの長い道のりは、いま始まったばかりです!



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2009年11月7日土曜日

蕎麦打ちへの長い道のり その二

今日は昇段試験前、最後の蕎麦打ち練習をしました。
明日が試験なのでラストの2回です。

1回目は水回しに時間がかかり過ぎ、最後の切りの作業に余裕がなくなり
途中までまあまあ切りそろえられていたのにラスト5分のコールでテンパってしまい細すぎたり太すぎたりと切り幅がバラバラに。

「心の乱れが蕎麦の乱れ」になってしまいました!

右の写真がその乱れた心が現れた蕎麦です(泣)
乱れ過ぎやろっ

2回目の水回しは予定通りの時間内に終わったんですが、
加水が多くて柔らかくなり過ぎ
のし過ぎて厚さが薄くなり過ぎました。

しかしなんとか40分以内に終えることができました。

今日はいつも指導していただているM事務長のほかに、うたん会のMさんにも見ていただきました。

で、Mさんのお昼に僕の心乱れ蕎麦を食していただきました。
「乱れ」を飲み込んでもらったので、明日は心が乱れることなく打てると思います(笑)

さあ、泣いても笑っても勝負は明日だ!

朝から当麻町で大会があるので今宵は早く寝ます〜


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2009年11月3日火曜日

一般芸能発表会

今日は幌加内町の文化祭「生涯学習フェスティバル」のイベントの一つである一般芸能発表会がありました。

で、ベタですが一曲しか弾けないので、また「イマジン」を弾き語りました。
直前の家での練習では初めて(おい)全くトチらずに弾けたんですが
本番は、やっぱりトチってしまいました。

緊張度は前回のピアノ発表会の方が上だったんですが、今日は弾いている手が途中から震えていました。でも途中から少し落ち着いてきて、ピアノ発表会のときよりは「歌」に気をまわせたかなあ。

照明はムーディーな感じでした。

チビたちを連れていたので残念ながら全部の発表は見れなかったんですが
大正琴、舞踊、二胡、ハーモニカ、吹奏楽、テノール独唱など皆さん芸達者です。

コーラスグループ「ふきのとう」と幌加内中学生のジョイント合唱にも感動してジーンときちゃいました。
中学生たちが将来、地元に残ったり都会に出たりしたときに今日の日の合唱を思い出すことがあると思いますが、そんな彼らの思い出を一緒に体験できたことも、なんか嬉しく思いました。

その次はホロカナイフラガールズとも言うべき
ハワイアンダンス愛好会の「ハワイアンダンス」もキュートでした。
いくつになっても踊ったり歌ったりを楽しむことって素敵です。

そんなこんなで、またホロカナイでのイベントが一つ終わってしまいました。
僕のホロカナイライフも残り5ヶ月を切ってしまった。


・・・なんてセンチメンタルになってる場合ではなく、あと5日で蕎麦打ち二段の試験です。

昨日に続き、今夜もM事務長に蕎麦打ち指導をしていただきました。
今日は当日会場で使用される「当麻産の蕎麦粉」を取り寄せたもので2回打ちました。
1回目は時間オーバー。水回しに時間をとられ過ぎました。
2回目は39分55秒でギリギリでしたが、蕎麦の出来はまだまだでした。
昨日から打ち終わると腰がちょっと痛くて腕は筋肉疲労が。
だがしかし、そんなことは言ってられません!

明日も夜に蕎麦打ち練習です。
さあ、当日までどのくらい上達できるのか?

続く。


追伸:今日も雪は降り、もう30センチ以上積もってると思います。
いきなり冬のホロカナイです。


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2009年11月1日日曜日

冬が来た!


今日から11月。

朝カーテンを開けると一面雪景色。

起きてきたチビ太に外を見せると「わー雪だ!冬が来たね!」と嬉しそう。

10センチくらい積もったでしょうか。同じ幌加内町の朱鞠内(シュマリナイ)では27センチの積雪で北海道で一番積もったとのこと。

いよいよ冬の始まり始まり。

チビ太から、ムーミンDVDの彼のお気に入りのお話「冬の生物たちのお祭り」をリクエストされ、チビなりに冬気分を盛り上げているらしい。

ムーミン谷ってホロカナイっぽいなあと見るたびに思います。

今日から北海道大学病院の初期研修医1年目のFせんせーが来てくれています。
夜は小さな歓迎会を開きました。
院長家と我が家のチビ達はお店で走り回り騒ぎまくりで大興奮。
子育て気分も味わえるホロカナイ研修の始まり始まり。


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