2009年7月31日金曜日

古謝美佐子沖縄コンサート

昨日の夜は、幌加内町文化連盟主催の「古謝美佐子 沖縄コンサート」に行きました。

古謝(こじゃ)さんは元ネーネーズのリーダーで、最近はオリジナルの『童神(わらべがみ)』が夏川りみさんにカバーされたりしています。

うちのチビ太がお腹の中にいるときから『童神』を聞かせていたので、チビ太とチビ子も連れてコンサートに行きました。

コンサートは町のホールで行なわれて、ほぼ満席でお客さんは200名くらいだったでしょうか。

最初の2曲くらいは大人しくしてたチビ達でしたが、やはり我慢できなくなり騒ぎだしたのですぐに退散。

ホールの隣にある図書館のプレイルームを解放してくれていたので、そこでチビ達を遊ばせながら、奥さんと交代でコンサートを聞きました。

オリジナルの曲々も良かったし、喜納昌吉の『花』のカバーも良かった。
古謝さんに「泣きな〜さ〜い〜」と唄われるとホントに泣きたくなってしまう。

本家本元の『童神』は、やっぱり良かった〜
奥さんにも聞かせてあげたかったので、1番だけ聞いて交代しました。

ちなみに、沖縄では物心つくまでの幼児は、純白で何物にも汚されていない、神の魂に近い心をもつ、ということから「童神」と呼ばれる。そうです。

コンサートが終わると、ミーハーな僕はもちろんCDを購入し、チビ太くん、チビ子ちゃんへとサインをいただきました。

騒いですみませんと古謝さんに謝ると、いいのよ〜かわいいね〜とチビ達をなでててくれました。

そしてミーハーに古謝さんに握手をしてもらいました。
古謝さんの手は厚くて温かでした〜

泣くなよーや ヘイヨー ヘイヨー 太陽ぬ光受きてぃ

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2009年7月29日水曜日

雪蔵蕎麦

今日は、2日早いんですが研修医のIせんせーの送別会をしました。

町立病院から歩いてすぐのお蕎麦屋さんの『八右エ門』さんにお世話になりました。我が家と院長家族、O先生も一緒でした。

Iせんせーには外来や病棟研修はもちろんのこと、理学療法士の先生と一緒に退院前の患者さんの自宅を見てもらい、自宅でのベッドからトイレまでの手すりの位置のことなど退院後の自宅での生活のことまで配慮する経験をしてもらいました。
また町の保健師さんの特定健診の結果説明会にも参加してもらい、住民のみなさんが病気になる前の一次予防の大切さも体験してもらいました。

Iせんせーが今後、どのような進路にすすむとしても地域医療やホロカナイのことを忘れないでほしいと思います。お互い与えられた「場」でがんばりましょー!

ところで、いまホロカナイの4件の蕎麦屋さん(せい一、八右エ門、あじよし食堂、霧立亭)では、雪蔵(ゆきぐら)蕎麦を堪能できます!

雪蔵蕎麦っつーのは、玄蕎麦を貯蔵したコンテナを雪で覆うことにより温度を1〜2℃に保ち湿度90%以上の中で長期間熟成された蕎麦のことで、甘みが増していて美味しいです。

各店で8月31日まで、この雪蔵蕎麦が食べれますので近隣の方は是非一度ホロカナイにいらしてください!

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2009年7月27日月曜日

10分間診断マニュアル

今日はホロカナイとは関係ないんですが
医学生や研修医のみなさんにおすすめの1冊をご紹介します。

外来ではなかなか一人の患者さんにじっくり時間をかけて診療を行うことが、物理的に難しいことが多いです。そこでおすすめするのが

『10分間診断マニュアル 症状と徴候ー時間に追われる日々の診療のために』 
第2版 
メディカル・サイエンス・インターナショナル社

です!
Taylor's 10-Minute Diagnosis Manual second editionを僕が所属している佐賀大学医学部附属病院総合診療部で翻訳したもので、今年の1月に発行されました。僕も一部担当しています。

まあ手前味噌になるんですが(笑)、実際の現場で役に立つ良い本だと思います。


以下、アマゾンの紹介コメントより

【ジェネラリスト必携、好評の手引書が、さらに充実、パワーアップ!】

日常診療においてよく遭遇する症状と徴候から、限られた時間の中で、迅速かつ正確な診断を行うためのアプローチ法を解説した実践的手引。

各章は症候ごとに「背景」、「病態生理」、「評価」、「診断」の4段階の簡潔な構成で、調べやすく読みやすい。改訂は全体的なアップデートにとどまらず、疫学や遺伝に関する解説などを追加し内容を拡充。
さらに2色刷や煩雑な内容を表にまとめる工夫などにより、見やすさを追求した。

プライマリ・ケアの現場に欠かせない、価値ある1冊。


本屋さんで見てみてください~

2009年7月23日木曜日

学習療法

今日の午後は1時間、「くもん」の学習療法の説明会が院内でありました。

公文式というと子供たちがものすごい集中力でおりゃーっと計算をしている図が頭に浮かびますが、この「学習療法」の対象は子供ではなく、高齢者を対象としていて認知症の改善や進行の予防が目的です。

東北大学の川島教授が提唱者で、「認知症は脳の前頭前野の働きが落ちることによって様々な症状が表れ、音読と簡単な計算を学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことで前頭前野が活性化され認知症の症状が軽くなる」というものです。

この学習療法を6ヶ月間受けた方のおよそ7割に認知機能検査の改善あるいは維持ができているとのことでした。

前頭前野が活性されること「だけ」が認知機能の改善させるのかを証明することはできないと思いますが、結果オーライだと思います。

詳細は「くもん学習療法センター」のホームページをご参照ください!
http://www.kumon-lt.co.jp/index.php?kid=23

幌加内町でもすでに2年前から介護予防事業の一つとして、この学習療法(「頭の健康教室」)を行っています。
実際の参加者からは「モノが思い出しやすくなった」とか、参加者の家族の方からは「本人の表情が良くなった」などの感想が寄せられていて、確かに効果はあるんだと実感しています。

と、いうわけで学習療法の効果は前から感じていたんですが、今日の説明会で一番印象に残ったのは「介護施設で学習療法を取り入れることにより、介護者の観察力やコミュニケーション能力が上がり、また介護のアプローチの仕方次第で認知症の症状が改善する可能性を実感することによって介護者のモチベーションもあがり施設全体の雰囲気も良くなる」ということでした。

ホロカナイ町立病院は「介護療養」で入院されている方がメインで、介護・看護スタッフがいろいろなことを工夫して頑張ってくれています。今後、少人数からでも学習療法を導入するか検討していく予定です。

当院介護部門の活動はこちらを~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/kaigotop/kaigo01.html

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2009年7月21日火曜日

サイモン&ガーファンクル札幌公演

先週末は、札幌ドームにサイモン&ガーファンクルのコンサートに行ってきまーした!

ホロカナイから札幌までは、高速つかって2時間半。

市内の道が思いの外混んでいて、しかも先にミーハーにライブTシャツ買ったりビール買ったりして、最初の二曲(オールドフレンドと冬の散歩道)は外から聞きました。

ちょっと腰が痛かったのでスタンディングはきついなと思っていたら、さすがにお客さんは年配の方がほとんどでオールスィッティング。

サイモンさんは見た目はおじいさんになっていたけど、ソロの曲はブルースとかカントリーの要素を取り入れていて遊び心があった。

ガーファンクルさんは当時から老け顔だったから(笑)、意外と変わっていなかった。ちょっとハスキーになっていたけど、その透き通るハイトーンボイスは健在だった!

一番聞きたかった「アメリカ」に感動。

子供のときに両親のレコードで聞いていた曲を生で聞けるとは!

きっと会場のリアルタイム世代の方たちは、青春時代が思い出されてもっと感動だっただろう。 もちろん思い出だけでなく、今のサイモンとガーファンクルのハーモニーも素晴らしかった。

「スカボロフェア」「コンドルは飛んでいく」「アイアムアロック」「明日にかける橋」「サウンドオブサイレンス」「ミセスロビンソン」「セシリア」全て良かった!

二番目に好きな「早く家に帰りたい」も超良かった!

僕らの前にいたおばさんもノリノリで、音楽って素晴らしいなと思った。

サイモン&ガーファンクルと比べるのはおこがましいけど、おじいさんになっても、細々とでも音楽続けたいと思いました~