2009年7月23日木曜日

学習療法

今日の午後は1時間、「くもん」の学習療法の説明会が院内でありました。

公文式というと子供たちがものすごい集中力でおりゃーっと計算をしている図が頭に浮かびますが、この「学習療法」の対象は子供ではなく、高齢者を対象としていて認知症の改善や進行の予防が目的です。

東北大学の川島教授が提唱者で、「認知症は脳の前頭前野の働きが落ちることによって様々な症状が表れ、音読と簡単な計算を学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことで前頭前野が活性化され認知症の症状が軽くなる」というものです。

この学習療法を6ヶ月間受けた方のおよそ7割に認知機能検査の改善あるいは維持ができているとのことでした。

前頭前野が活性されること「だけ」が認知機能の改善させるのかを証明することはできないと思いますが、結果オーライだと思います。

詳細は「くもん学習療法センター」のホームページをご参照ください!
http://www.kumon-lt.co.jp/index.php?kid=23

幌加内町でもすでに2年前から介護予防事業の一つとして、この学習療法(「頭の健康教室」)を行っています。
実際の参加者からは「モノが思い出しやすくなった」とか、参加者の家族の方からは「本人の表情が良くなった」などの感想が寄せられていて、確かに効果はあるんだと実感しています。

と、いうわけで学習療法の効果は前から感じていたんですが、今日の説明会で一番印象に残ったのは「介護施設で学習療法を取り入れることにより、介護者の観察力やコミュニケーション能力が上がり、また介護のアプローチの仕方次第で認知症の症状が改善する可能性を実感することによって介護者のモチベーションもあがり施設全体の雰囲気も良くなる」ということでした。

ホロカナイ町立病院は「介護療養」で入院されている方がメインで、介護・看護スタッフがいろいろなことを工夫して頑張ってくれています。今後、少人数からでも学習療法を導入するか検討していく予定です。

当院介護部門の活動はこちらを~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/kaigotop/kaigo01.html

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2 件のコメント:

  1. 今日はありがとうございました。
    実際の導入には課題が多いとは思いますが、一緒により良い方法を考えていけたらと思っていますので、よろしくお願いします。

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  2. 山菜ざんまいさん

    こちらこそ、ありがとうございました〜
    これからもよろしくお願いしまっす!

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