2009年8月19日水曜日

幌加内町のヒブワクチン全額助成

お知らせです。

今月28日(金)~30日(日)にさいたま市大宮で開かれる「日本外来小児科学会」の特別シンポジウムにシンポジストとして私がお話をさせていただきます。

8月30日(日) 午前10:00~12:00 @大宮ソニックシティ

特別シンポジウム
細菌性髄膜炎から子どもたちを守る
―ヒブワクチン定期化と肺炎球菌ワクチン承認へ―

司会:武内 一(耳原総合病院小児科)

シンポジスト
花井 透:千葉保健医協会会長 
「国を動かすため、千葉県下の医療関係者は団結した」

幌太郎:幌加内町国民健康病院
「幌加内町におけるヒブワクチン全額助成について~子どもたちの未来のために~」

檜山 義雄:サノフィパスツール第一三共ワクチン
「ヒブワクチン発売における問題点と今後の課題」

狩野 宗英:(株)ワイス
「7価肺炎球菌ワクチンの市中感染における意義と承認の見通し」

(以下、抄録より)
細菌性髄膜炎の約90%は、インフルエンザ菌b型(Hib)と肺炎球菌が起因菌となっている。Hibワクチンは1990年頃から、7価肺炎球菌ワクチンは2000年頃から、先進国だけでなく世界中で定期化が進み、ほとんどの国でHib重症感染症はなくなり、肺炎球菌重症感染症も激減している。わが国では、年間1000人以上の乳幼児がこれらによる髄膜炎に罹患し、数十人が亡くなっていると推定されている。子育て家族そして私たち医療従事者にとって、この現実は一刻も早く解消しなくてはならない最重要課題だ。
このシンポジウムでは「Hibワクチンの定期接種化までに家族の金銭的負担を軽減する自治体の動きは?」「国を動かして定期接種にする手だては?」「肺炎球菌ワクチンの意義は?」に迫りたい。細菌性髄膜炎を考える必要がほとんどなくなる日は、もうそこまで来ている。参加していただいたみなさんが、このことに確信をもっていただき、明日の診療に看護にあたっていってもらえる、そのことがこのシンポの最大の狙いである。(引用 終わり)

ヒブワクチンに対して公費助成をしている自治体は、現時点で確認できたのはわずかに21市町村です。
そのうち全額助成しているのは、幌加内町と鹿児島の伊佐市だけです。
http://zuimakuen.net/a1-4.html

シンポジウムでは、ホロカナイではなぜスムーズに全額助成化が実現できたのかをお話させていただく予定です。
ちなみに、幌加内町では水痘とおたふくかぜワクチンの全額助成もしています。

関東近郊にお住まいの方は、是非いらしてください!学生さんは参加費無料です。
 
あ、30日は選挙投票日なので、きちんと期日前投票してから上京します!
当日会場にいらっしゃる方は、シンポジウム終了後か期日前に投票しましょー

こちらもみてください
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/gaiyoutop/shinryoutop/shinryou09.html

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