2009年10月15日木曜日

空には星がきれい

今日は就業時間後から町立病院の今後を検討する「病院あり方検討委員会」がありました。

前政権が定めた「介護療養病床廃止」の方針をうけ、ホロカナイでも今後の病院をどうするか、ここ数年議論を重ねて来ました。

幌加内町国保病院は現在、医療療養病床13床+介護療養病床29床あるんですが、介護療養病床が廃止になると特養も老健もましてグループホームもないわが町では入所されている方の行き場がなくなってしまいます。そこで診療所+老健への以降を検討していました。単純に経済的なことだけを考えれば「無床診療所+老健」がいいんですが、もともと町として「最後まで安心して暮らせる町」づくりの方針や住民のみなさんの希望もあり「有床診療所+老健」に移行するという結論を出しました。

で、最近は現在の病院施設を「改修」する場合や旧館を取り壊し「改築」する場合の検討を
しています。

が、民主党に政権が代わり、マニュフェストには「介護療養病床廃止の凍結」とあり、現場の僕たちとしてはまだいろいろな結論を出せない状況になってきました。

という「地域医療の現状」を感じてもらうためにも研修医のKせんせーにも会議に参加してもらいました。
事件は現場で起こっていて会議室で起こっているんじゃなんですが、現場の会議をみてもらったわけです。って古っ


で、会議の後はHHC(幌加内ひょっとこクラブ)の例会がありました。
もちろんKせんせーも連行です。

ひょっとこの踊りにKせんせーは最初はとまどっていたようですが、最後は感動の涙にむせんでいました。まあ、一部の脚色はご愛嬌。


そして、ひょっとこで爽やかな汗を流したあとはおなじみ「松家食堂」で二次会?です。

ここはジンギスカンも旨いんですが、特製の焼きそばもサイコーです。


家に帰るときに、夜空を見上げると満天の星空と冬の空気。

それは写真に撮ることはできません。
ホロカナイに来たひとだけが見ることができます。


明日でKせんせーは研修最終日。

本ブログではアカデミックなことはあえて(笑)書いていませんが、医学の勉強はもちろんのこと、地域医療の実際やホロカナイとそこに暮らす人々の素晴らしさを知ってくれたことでしょう。
こんなに地域のみなさんが温かく迎えてくれて、楽しい研修場所はたぶん、ほかには、ない。


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