2009年7月31日金曜日
古謝美佐子沖縄コンサート
2009年7月29日水曜日
雪蔵蕎麦
2009年7月27日月曜日
10分間診断マニュアル
2009年7月23日木曜日
学習療法
公文式というと子供たちがものすごい集中力でおりゃーっと計算をしている図が頭に浮かびますが、この「学習療法」の対象は子供ではなく、高齢者を対象としていて認知症の改善や進行の予防が目的です。
東北大学の川島教授が提唱者で、「認知症は脳の前頭前野の働きが落ちることによって様々な症状が表れ、音読と簡単な計算を学習者と支援者がコミュニケーションをとりながら行うことで前頭前野が活性化され認知症の症状が軽くなる」というものです。
この学習療法を6ヶ月間受けた方のおよそ7割に認知機能検査の改善あるいは維持ができているとのことでした。
前頭前野が活性されること「だけ」が認知機能の改善させるのかを証明することはできないと思いますが、結果オーライだと思います。
詳細は「くもん学習療法センター」のホームページをご参照ください!
http://www.kumon-lt.co.jp/index.php?kid=23
幌加内町でもすでに2年前から介護予防事業の一つとして、この学習療法(「頭の健康教室」)を行っています。
実際の参加者からは「モノが思い出しやすくなった」とか、参加者の家族の方からは「本人の表情が良くなった」などの感想が寄せられていて、確かに効果はあるんだと実感しています。
と、いうわけで学習療法の効果は前から感じていたんですが、今日の説明会で一番印象に残ったのは「介護施設で学習療法を取り入れることにより、介護者の観察力やコミュニケーション能力が上がり、また介護のアプローチの仕方次第で認知症の症状が改善する可能性を実感することによって介護者のモチベーションもあがり施設全体の雰囲気も良くなる」ということでした。
ホロカナイ町立病院は「介護療養」で入院されている方がメインで、介護・看護スタッフがいろいろなことを工夫して頑張ってくれています。今後、少人数からでも学習療法を導入するか検討していく予定です。
当院介護部門の活動はこちらを~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/kaigotop/kaigo01.html
2009年7月21日火曜日
サイモン&ガーファンクル札幌公演
ホロカナイから札幌までは、高速つかって2時間半。
市内の道が思いの外混んでいて、しかも先にミーハーにライブTシャツ買ったりビール買ったりして、最初の二曲(オールドフレンドと冬の散歩道)は外から聞きました。
ちょっと腰が痛かったのでスタンディングはきついなと思っていたら、さすがにお客さんは年配の方がほとんどでオールスィッティング。
サイモンさんは見た目はおじいさんになっていたけど、ソロの曲はブルースとかカントリーの要素を取り入れていて遊び心があった。
ガーファンクルさんは当時から老け顔だったから(笑)、意外と変わっていなかった。ちょっとハスキーになっていたけど、その透き通るハイトーンボイスは健在だった!
一番聞きたかった「アメリカ」に感動。
子供のときに両親のレコードで聞いていた曲を生で聞けるとは!
きっと会場のリアルタイム世代の方たちは、青春時代が思い出されてもっと感動だっただろう。 もちろん思い出だけでなく、今のサイモンとガーファンクルのハーモニーも素晴らしかった。
「スカボロフェア」「コンドルは飛んでいく」「アイアムアロック」「明日にかける橋」「サウンドオブサイレンス」「ミセスロビンソン」「セシリア」全て良かった!
二番目に好きな「早く家に帰りたい」も超良かった!
僕らの前にいたおばさんもノリノリで、音楽って素晴らしいなと思った。
サイモン&ガーファンクルと比べるのはおこがましいけど、おじいさんになっても、細々とでも音楽続けたいと思いました~
2009年7月16日木曜日
リスペクト
2009年7月14日火曜日
バンダーズのホロカナイライブ!
7月2日はホロカナイ商工会主催のビールパーティー(初夏の夕べ)がありました。
町民が山村広場という原っぱに集まり、ビールを飲みながらステージを楽しむという企画で、ホロカナイの初夏の風物詩の一つです。
小学生のヨサコイやお楽しみ抽選会もあります。
で、我がバンド「バンダーズ」もライブをさせてもらいまーした!
以下、セットリストとMC。
①オープニング(ブルースブラザーズのインスト)
→Johnny B. Goode(チャック・ベリー)
「皆さんこんばんは。バンダーズです!今年もホロカナイにやってきまーした!」
(会場:シーン。皆さん思い思いにビールで談笑中。)
「・・・。えー、今回もね、、4大ドームツアーも無事に終了して、今日はツアーファイナルです!」
(会場:同上。しかしステージ前にちびっ子達が集合!)
「おーキッズ!元気か~い?イェーイって言ってみよう!イェーってイエー!」
(キッズ:イェーイ!!)
「おー、おまえら熱いぜ!ベイベー!」
てな、感じでライブが始まり
②上を向いて歩こう(忌野清志郎Ver.)
③双葉保育園のテーマ(園歌)with ホロカナイキッズ
④デイ・ドリーム・ビリーバー(タイマーズVer.)
⑤雨上がりの夜空に(RCサクセション)
そして無理やりアンコール
⑥Stand By Me(ジョンレノン風?)
ホロカナイのバンド、バンダーズに入れてもらって早2年。
来年の7月には、もう僕はホロカナイにはいないからビールパーティーのライブは最後でした。
キッズが「来年も来てね!」って言ってくれて「うん!」と答えたけど、ごめんねお嬢ちゃん、おじさん嘘ついてしまったよ。
だがしかし、バンダーズはきっとまたキミたちの町までやってくるぜー!
ホロカナイ、愛してま~す!!
←バンダーズになりたい方はクリック!遠慮したい方もクリック!
2009年7月12日日曜日
サマーキャンプin幌加内
この週末は、札幌医大の「地域枠」で入学した1、2年生を中心とした地域医療に興味のある学生さんたちが、地域医療の現場を学ぶサマーキャンプで幌加内に来られました。
その後、前日のフォトボイスのまとめ。4グループごとにホロカナの1シーンを切り取った写真とコメントを発表します。みんな新鮮な視点で語ってくれていて、普段なにげなく見ている風景も切り取られてみると発見が多いことを教えてもらいました。
そのうちの一つには「みち」というタイトルがつけられた町内の一本道の道路の写真で、「道」とホロカナイという彼らにとって「未知」であるという意味が込められていました。
そして、それは学生さんたちがこれから進む「道のり」も示しているんじゃないかなあと思いました。一本道ではなく、ロングロングワインディングロードかも知れないけどね。でも道はどこかには通じるから、一歩一歩進めばいいんだぜ。なんつって。
来春で僕は佐賀に帰るけど、北海道には君たちがいるから安心です!
2009年7月8日水曜日
ヒブワクチンが足りない
7分間の特集でしたが、CGを使ったヒブ髄膜炎の説明、小児科医のコメント、ワクチンの重要性、現在のワクチンの供給体制の問題点、定期接種化への必要性などコンパクトにまとめられていて、とてもわかりやすかったと思いました。
なにより、実際に乳児期に細菌性髄膜炎にかかり重度の難聴、視力障害の後遺症が残ってしまった患者さんとそのお母さんの言葉には重みがあり、改めてワクチンの大切さを実感しました。
ヒブワクチンの定期接種化を切に願います!
特集では「幌加内町は全国初のヒブワクチン無料化」と紹介していただきました。
ホロカナイでは水痘(みずぼうそう)ワクチンとおたふくかぜワクチンも全額助成しているんですが、これは紹介されませんでした。「ヒブワクチン」の特集なので仕方ないのですが。このブログでささやかにアピールさせていただきます(笑)
ニュースと言えども民放である以上、放送内容を決めるうえで視聴率がものを言います。昨日の特集の視聴率が高ければ、今後も予防医療や地域医療の特集を組んでもらえるんじゃないかと淡い期待をよせています。ホロカナイでの視聴率はかなり高かったと思うんですが、果たして札幌での視聴率やいかに?
←やっぱしヒブワクチンで大事やね。と思った方はクリックを~
2009年7月6日月曜日
放送決定!
明日
7月7日(火)
18時5分~18時45分
(北海道ニュースゾーン)
HBC 「総力報道! THE NEWS 北海道」の特集枠
です~
明日、大きなニュースが入ると延期の可能性はありますが・・・
そして、特集は7分間でホロカナイのシーンは一瞬らしいのですが・・・
北海道にお住まいの方は是非、ごらんください!
しつこいようですが、当院のヒブワクチン(全額助成)についてはこちらを~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/gaiyoutop/shinryoutop/shinryou09.html
※本文とはカンケーありませんが、写真はキーさんがホロカナイで捕られた川えびのかき揚げです。
ビールと一緒に食べると最高でした!美味しかった~
←川えび旨そー!と思った方はクリックを。
2009年7月3日金曜日
ヒブワクチンってなんだ?
このレクチャーシリーズは毎週木曜日の朝7時半から30分間、インターネット会議システムを利用して全国(主に道内)の参加医療機関の医師や医学生・研修医に講義が行われます。
いつもは講義を受ける側で、プライマリケアの「ツボ」的なお話が聞けてとても勉強になっています。以前にも書きましたが、都会の病院に勤務していなくても勉強できる時代なのであります。
http://web.sapmed.ac.jp/chiiki/tv_kaigi/tv_kaigi01.html
http://www.carenet.com/primary_lecture/
で、今回は当院に声をかけていただき僭越ながらレクチャーをさせていただきました。
タイトルは「Hibワクチンってなんだ?~幌加内町は全国初の全額助成!~」。
米国は1987年からヒブワクチンを定期接種化して、数年後にはHibの全身感染症がワクチン導入前の1/100にまで減少し、Hib髄膜炎は「過去の病気」とまで言われるようになっています。WHOも1997年にヒブワクチンの乳幼児への接種を推奨していて、現在では世界の100カ国以上でヒブワクチンが導入されています(90数カ国で定期接種)。
と、いうわけでヒブワクチンの効果は明らかで、日本でのその導入が熱望されていたんですが、ようやく昨年の12月から国内でも接種できるようになりました。
任意接種なので接種料は、各病院で設定できるんですが、おおむね1回8000円前後だと思います。と、いうことは4回接種する場合は合計で32000円前後もかかるわけです。こどもさんが多いとさらに家庭の負担が増えてしまいます。せっかくヒブワクチンが日本でもできるようになったので、これではなかなか広まりません。
なので、幌加内町では今年の4月からヒブワクチンの全額助成を開始しました!
しかし、ここで問題が一つあります。それはヒブワクチンの供給が需要に追いついていないことです。ヒブワクチンは「任意」接種のため、メーカーにしてみれば需要を予測することが難しく、つまりメーカーの予想を超えて国民の関心が高く、需要が供給を上まってしまっています。
メーカーによると、だいだい100床以上くらいの大きな病院だと10名/月は供給可能で、開業医や有床診療所などでは3名/月になっています。ホロカナイ町立病院は規模が小さいため原則、月に3名しかヒブワクチンが接種できません。ホロカナイでの予約は月に3名を軽くオーバーしてしまっているので、リスクの高い、より若い赤ちゃんを優先させてもらっています。これはお母さんたちも理解していただいています。
1年後には300万本/年、2年後には400万本/年のヒブワクチンが供給できるそうです。2008年の日本の出生数が109万人なので、2ヶ月~7ヶ月未満で全ての赤ちゃんがワクチンを開始すると109万×4=436万本/年のワクチンが必要になるので、2年後にはだいたいカバーできる計算なんだと思います。
ホロカナイでは全額助成をすることができますが、ヒブワクチンの助成を行っている自治体は全国で19市区町村しかなく(6/30確認現在)、助成がない自治体に住んでいる方との予防医療の「格差」が生じている状態です。ヒブワクチンの効果は明らかであり、定期接種化が望まれます。
ついでにお知らせすると、ホロカナイでは4月から水痘(みずぼうそう)とおたふくかぜワクチンも全額助成を開始しています!この3種のワクチンを全額助成しているのは、全国でもホロカナイだけだと思います。
こちらもごらんください~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/gaiyoutop/shinryoutop/shinryou09.html
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/info/h21/childcare-n.pdf
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2009年7月1日水曜日
放送延期のお知らせ その2
いまのところ
7月7日(火)18時5分~18時45分(北海道ニュースゾーン)
HBC 「総力報道! THE NEW 北海道」の中の特集枠
で放送される予定です。
北海道にお住みの方は是非ごらんください!
当院でのヒブワクチン(全額助成)についてはこちらをどうぞ~
http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/gaiyoutop/shinryoutop/s