あっちゅーまの2週間でしたが、往診→車いすでそのまま入院、訪問診療、新型インフルエンザの外来診療(まだちらほらですが)、季節性インフルエンザワクチンの集団接種、蕎麦打ち体験などといろいろと研修・体験をしてもらいました。
季節性インフルエンザワクチンの集団接種は今週の水曜、金曜に町立病院で行いました。
中学生以下の幌加内町民の方は、町の助成がありインフルエンザワクチンは無料です!
それ以外の町民の方は1回1000円です。
ワクチンを接種された人数は、2日間で成人が300人強、幼児・小児が100人強でした。
Hせんせーには成人の接種を担当してもらい、とっても助かりました。
ありがとうございました!
これからも北海道の医療を担ってね!!(写真は真剣な眼差しのHせんせー)
来週からは、風邪などで集団接種に来れなかった方などへの接種を個別で行なう予定です。
昨年度は800人弱(人口1800人)の町民の皆さんが接種されましたが(http://www.town.horokanai.hokkaido.jp/hosp/gaiyoutop/shinryoutop/synryou07.html)、今年は新型インフルエンザワクチンの関係で、「季節性」のワクチン供給は全国一律で昨年の8割ほどになっています。それでもホロカナイは昨年度の実績が多かったので良かったのですが、実績が少なかった地域では供給不足の問題もあるかも知れません。
ワクチンは接種を受けた個人の免疫を高めるのはもちろんですが、接種する人が多くないと「集団としての免疫力」が高められません。例えば海外では小児に肺炎球菌ワクチンを定期接種したところ、ワクチンを受けていない高齢者の肺炎も減ったという報告があります。
ホロカナイ町民のみなさんのワクチンへの理解は高いんですが、国民全体の理解はもっと高めないとと思います。いままで季節性インフルエンザワクチンに無関心だったひとが新型になっていまさら騒ぐってどうなん?・・・言葉が過ぎましたね。
↑ワクチンに関心がある方はクリック。ない方は手洗い・うがいをしっかり。
こちらもチェックを。http://www.know-vpd.jp/